厚生労働省は18日、自営業者らが加入する国民年金の保険料納付状況などに関する実態調査結果を公表した。2008年3月末時点の加入者約1831万6000人のうち、過去2年間の加入期間にまったく保険料を納めなかった完全滞納者は3年前の前回調査より62万7000人少ない433万人だった。しかし、一度も滞納がない完納者は794万5000人で、完納率は前回より3.4ポイント悪化して43.4%と過去最低となった。
調査は3年に1度実施。今回は08年3月末時点で20~59歳の国民年金被保険者6万人を対象に行ったサンプル調査(回収率37.8%)を基に推計した。
それによると、完全滞納者の割合は前回より1.4ポイント減って23.6%となり、一部滞納者がほぼ横ばいながら、完納者の割合が減った。05年度に低所得者向けの保険料免除制度が拡充され、長引く景気低迷の影響で若年層を中心に免除者が増加したことが影響している。
滞納理由は「経済的に支払うのが困難」が64.2%と最も多く、「年金制度の将来が不安・信用できない」(14.3%)などが続いている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100318-00000151-jij-soci
