パチスロのヒット機種「新世紀エヴァンゲリオン」のプログラム開発などで得た法人所得約3億9000万円を隠し、約1億1000万円を脱税したとして、東京国税局が川崎市内のソフトウエア開発会社を法人税法違反の疑いで横浜地検に告発したことがわかった。
同社は、業界でも異例のヒットとなった「エヴァ」機の開発にかかわったことで、一気に増えた利益を隠していた。
法人税法違反の疑いで告発されたのはソフトウエア開発「有限会社エックス」(川崎市幸区)と、同社の前川正義社長(60)。
関係者によると、同社は、パチスロ機「新世紀エヴァンゲリオン」シリーズの一部機種のプログラム開発を担当。2008年3月期の所得を隠した疑いが持たれている。取引先数社の協力を得て、架空のソフト開発業務を委託した形にして経費を水増しし、所得を圧縮したほか、架空の取引先への業務発注を計上したこともあったという。同社は1999年に設立され、ソフト開発・制作や、遊技機器の開発・製造が主な業務。
業界関係者によると、パチンコやパチスロ離れを受け、業界では新規顧客の掘り起こしのため、人気アニメやタレントをキャラクターにしたタイアップ機の導入が進む中、「エヴァ」シリーズは「パチンコ店に足を運ばなかった多くの人を呼び込んだ」(業界関係者)と言われるほどの人気機種になった。全国のパチンコ店からの注文でメーカーが増産し、歩合契約を結んでいるソフト開発会社も多額の収入を得ているという。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090616-00000036-yom-soci
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