関西系の上場スーパー5社の平成21年8月中間決算が13日、出そろった。長引く不況を反映し、各社とも本業のもうけを示す営業利益が前年同期比で2ケタのマイナスとなった。店舗閉鎖などに伴う特別損失を計上したイズミヤは最終赤字に転落するなど、消費低迷が企業業績を直撃した格好だ。
売上高では3社が増収となったものの、「上期に5店出店した新店効果」(ライフコーポレーション)、「名古屋のスーパー、パレの子会社化でグループ収入が増えた」(オークワ)など、新規出店に伴う増収が大半。低価格のプライベートブランド(PB)商品の投入などで粗利益率は悪化しており、価格競争が業績に影響を与える現状が浮き彫りになった。
収益環境が悪化するなか、イズミヤは不採算の神戸ポートアイランド店(神戸市中央区)と王寺店(奈良県)を下期に閉鎖するほか、ライフも「20店舗ぐらいの不採算店で閉鎖の検討を進めている」と説明。オークワは出店予定だった2店を来年度に延期するなど各社とも不採算店舗の閉鎖や業態転換を強化しつつある。
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