宮崎市:捜索すればお宝ザクザク 悪質な税滞納世帯差し押さえ /宮崎
◇「毅然とした態度で…」
宮崎市は悪質な税滞納者6世帯に対して今年1~2月、強制力を持った「捜索」に入った。通告なしの捜索は初めて。この結果、その場で179万円を納付させた上、高級焼酎「森伊蔵」や、高級ブランド「ルイ・ヴィトン」の名刺入れなど物品44点を差し押さえた。市は「納税能力がある滞納者」の掘り起こしに、今後も捜索を活用する方針だ。
捜索は財産発見を目的としたもの。これまで市特別滞納整理課が、住民税や固定資産税を滞納している住民に事前通告をして入る例はあったが、財産を隠ぺいする例が多かった。今回は督促状を送ったり、納税相談を呼び掛けたものの応じなかった悪質な世帯に対して実施した。
捜索時には現金も発見され、179万円が納付された。また、高級焼酎「百年の孤独」11本▽板垣退助の肖像画入りの百円札100枚一束▽ワニ皮バッグなど、生活必需品ではない物品を差し押さえた。今後、公売にかける。
同市の市税収納率は92・37%(08年度)。同課は「納付している人との公平性確保のためにも、今後悪質な滞納者に毅然(きぜん)とした態度で臨む」と説明している。【種市房子】
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