太陽光発電システムの需要拡大に伴い、太陽光パネルの材料となるシリコンウエハーの売り上げ急増による所得を隠したとして、群馬県と横浜市にある素材販売会社2社が東京国税局から法人税法違反の疑いで横浜地検に告発されたことがわかった。
2社は連携して、法人所得を合計で約14億円隠し、法人税計約4億円を脱税した疑いが持たれている。
告発されたのは、「フューチャーエナジー」(群馬県藤岡市)と同社の神戸恒夫社長(78)、「シムテック」(横浜市港北区)と同社の五十嵐和美社長(62)。
関係者によると、シリコンウエハーは半導体や太陽光パネルに利用されるが、太陽光パネルの場合、半導体ほど高品質な素材でなくても利用できる。フューチャー社は、大手素材メーカーから製造過程で余ったシリコンウエハーの端材を仕入れ、シムテックに転売。シムテックはこれを洗浄するなどし、太陽光パネルを製造する大手電機メーカーに納入していたという。
半導体用のシリコンウエハーの端材は以前は多くが捨てられたが、2000年ごろから欧州などで太陽光発電の需要が急増したため材料が不足し、端材が再利用されるようになった。
フューチャー社は、07年9月期までの3年間に約8億4000万円の法人所得を隠して法人税約2億5000万円を脱税し、シムテックは08年3月期までの3年間に約5億5000万円の法人所得を隠し、法人税約1億6000万円を脱税した疑いが持たれている。
引用元 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090420-00001313-yom-soci
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