千葉県我孫子市で2日、定額給付金と子育て応援特別手当の現金支給が始まり、市役所前には、早朝から支給を求める市民で一時長蛇の列になり、計4250世帯の約7000人が訪れた。
同市によると、人口が10万人を超える自治体が現金で給付するのは全国でも珍しいという。
この日は午前5時頃から並ぶ市民もおり、午前9時ごろには、約700人が庁舎前のロータリーに列を作った。このため、同市は整理券を配った上、同9時半の予定を約30分早めて支給開始。窓口を20か所設けたが、約2時間待ちの人もいたという。運転免許証などで本人確認した後、現金が手渡され、各自がその場で金額を確認していた。
同市によると、現金給付に踏み切ったのは、対応するコンピューターシステムの整備が遅れており、「口座振り込みのみでは、一部が9月までずれ込むおそれがある」ための苦肉の策。これまで、現金給付を希望する市民が誤って申請書を郵送するなどのケースはあるものの、大きなトラブルは起きていないという。
同市の約13万人約5万5000世帯のうち、口座振り込みを希望しているのは約2万世帯にとどまっている。同市は、現金給付に市民が殺到した場合に対応するため、給付開始を窓口を給付専用にできる休日にした上、「初日は避けて」とPRしていた。このため、この日は混雑したものの大きな混乱はなく終了。
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